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インターン先の社長を追う

JOYB Mail Magazine <JOY編> 2003.03.13 第46号

「しん」

流通科学大学 3年 インターン生 中川 知里さん

 ★ ジョイブで短期インターンシップをして頂いた中川さんのコラムです。
  彼女のお人柄が現れている内容です。そのような気持ちで仕事を人生を、
   我々もインターン生のみなさんもやってゆければ良いと思っています。


「しん」という言葉を聞いて皆さんはどんな文字を思い浮かべますか。

新・心・真・信・進・清…まだまだたくさん浮かんでくることでしょう。

 私は「芯」という文字が一番に浮かびます。

 ここ最近、ある出来事をきっかけに自分自身を顧みる機会がありました。

 その中で、「芯」を持つことって大切であるなと思いました。

 物事の真ん中に位置する「芯」。

芯の強い人、とよく言いますが、強い芯を持っている人はきっと、ちょっとや
そっとじゃ折れることのない強い心を持っているのだと思います。

 では何を芯にするか。夢か、好きな人か、家族か、友達か・・・。

何でもかまわないと思います。大切なことは自分の支えになる、行動の起点と
なる自分自身の「しん」を持っているかであると思います。

 あらゆる人や物事に対して、どれだけ心をこめて接することができるか、信用
することができるか、正直であるか、前に進む心を持っているか・・・


「しん」さえ忘れずに行動すれば、必ずよい結果が生まれるような気がします。


この1週間、インターン生として私なりに働くことについて考えた結果がこの
「しん」の大切さでした。


毎日が楽しい、充実していると言われる方はきっと「しん」をしっかり持って
おられるのだなと思います。


私も来年には社会へと出て行きます。そのときも「しん」だけは忘れず、日々
様々なことに挑戦していきたいと思います。


これでも九州男児です!

前田 欣郁

私の出身地は熊本県だ。そう九州男児である。あるいは肥後もっこすともいう。
「一途で頑固」という意味だ。

 ここらの人たちは、九州の人はみんな焼酎をざるのように飲めると思っている
らしい。さらには、「熊本って九州のどのへんだっけ」と言われる。さらには
「熊本って四国の・・・?」


 まあ、そんなことはどうでもよい。そんな私は正月を熊本で過ごし名古屋に帰
ってきた。その翌日、近くによく利用している居酒屋があり、年始のあいさつが
てらに、ふらっとその店に立ち寄った。

 カウンター席には、見た感じ40歳くらいのおじさんがえらくご機嫌に飲んでい
た。後で聞いたところ「毎日新聞の記者」だった。その隣には20才になったばか
りという「いがぐり頭の男の子」が飲んでいた。

 その子は名古屋市役所の職員で、おそらく近所に住んでいるのだろう。左手の
薬指にはタトゥーが彫ってあった。


 私も含めて、みなたいてい1人で来てカウンターに座る。主婦もいれば、サラリ
ーマン、牛乳屋のおやじなどなど。そんなところがこの店のいいところだ。

 1時間くらいで早々に帰ろうとした時に事件は起こった。
いきなり店の入り口の方で「ドーン」と足で蹴ったような音がした。マスターが
裏口から出て行き様子を見に行った。何やら口論になっているらしい。


 その口調がだんだん激しくなってきている。私は思った。「たちが悪いのが
来たなあ・・・。」と。「自分もいよいよ事が大きくなってきたら、マスターを
助けに行こう。」と。

 ここのマスターは片腕がない。その理由は未だ聞けずにいるが、とても二人の
酔っ払い相手にけんかで勝てる見込みはなかった。


 すると、突然いがぐり頭の若者が立ち上がり勢いよく表に出ていった。自分も
つられるように外へでた。50歳くらいの男性二人がベロベロに酔っている。「自
分をなぜ店に入れてくれないのだ」と、マスターに体を押し付けて絡んできてい
る。

 その間に入って若者は一生懸命に、「せっかく楽しい酒を飲んでるんだから、
お互いいい気分で家に帰りましょう」と、自分の親以上の年齢もある人たちに決
してひるむことなく、平和的にその場を解決させようとしていた。


 悪酔いしている中年男性はそう簡単にはおとなしくは帰らなかった。
新聞記者は殴られて口から血を出している。ママが警察に電話しているので、とり
あえず警察が来るまでには何とかしなくてはならない。

 男たちは、1度は無理やり店の中に入ってきた。そして、外へ出たと思ったら
また店のドアを叩いて入ろうとする。さんざん押し問答をした挙句に酔っ払いた
ちは帰っていった。

 その5分後くらいに警察が来た。が、簡単に事情聴取をして何の役にも立たずに
帰っていった。1時間くらいで帰ろうとしていたのに、気がついたら閉店近くにな
っていた。


 ママが言うことには、「あの酔っ払いの男性は、ずっと前にこの店で愛人を他
の客に取られてその腹いせに嫌がらせをしている」のだという。

 もしそうだとしたら、あの50歳の中年男性はとんだ勘違いをしている。何もこ
の店のせいではない。客商売であるから、いろんな客がいて大変だなとつくづく
思った。


 やっと静まり返った店の中で、私は自分のさっきの行動について考えていた。
「俺は恥ずかしい。」と思った。なぜ、すぐマスターを助けるために腰を上げる
ことができなかったのか。結局は若者につられるようにして表に出ていったでは
ないか。


「臆病者、卑怯者、それでも九州男か」という言葉が自分の胸の中で何度も繰り
返された。思っても、それを行動に移さないのは何もやっていないことと同じで
ある。


 自分は仕事先や学校で、日々新しいことを学ぼうと頑張っている。しかし、私
は自分の大切な人のために、命を捨てることを躊躇することがあってはならない、
と思う。ちょっと大げさかもしれないが、そういう気持ちをどこかに持ち合わせ
ていなければ、迷いなくその人のために間に入っていけないような気がするのである。


 今でも、あの時の情景が目に浮かぶと口惜しい気がする。
親から授かった命を粗末にするというのではない。そのくらいの熱い気持ちで、
仕事にも、学校にも、恋愛にも、真剣に向かい合って生きたいのである。


 PS. 書いているうちにだんだん熱くなってきてしまいました。。ちょっとオー
バーなところもあるかもしれませんが、近況ノンフィクションでした。

 ★ ジョイブ名古屋 社会人インターン生の前田さんの迫真のコラムです。
   他人事だろとおっしゃらずに、臨場感を思って頂ければ有難いです。
   そういう気持ちで仕事をしている仲間ゆえ。
   読者のみなさま、どうぞプラスの解釈をお願い申し上げます。


『決断する時』

繁延 恵子

 最近、時間の経つのが速すぎると思っています。


 歳をとると「相対的な時間の重さ」がだんだん軽くなるわけなので、そう思う
のは当然と聞いたことがあります。例えば、1歳の子供にとっての1年は全人生
に等しく、2歳の子供にとっての1年は人生の半分である、という考え方です。
もう、私の人生にとっての1年なんてあっという間に過ぎ行きます。


 最近学生さんと話をしていても気になるのですが、人は人生の岐路に立った時
どのようにして道を選択するのでしょうか。就職、進学、その後の方向性、それ
までのプロセスなど悩みは尽きません。


 右へ行けばこういうメリット、デメリットがあり、左へ行けばまた別のメリッ
ト、デメリットがある。そんな時、人はメリットの大きい方を選ぶのか、デメリ
ットの少ない方を選ぶのか?


 人生では『決断』が非常に大事だと思います。常に人生は2つに1つの選択を
迫られます。学校へ行くか、就職するか、あるいは結婚するべきか否かなど、
本当に人生にとって重大な問題はもちろん、それほどではない場面でも。


 例えば、今日はどの道を通って学校へ行くか、昼食はマクドナルドにするか
お弁当にするか、もっと些細な例をあげると、例えば消しゴムを置こうとした時、
右側に置くか左側に置くか、といったようなことまで、人の暮らしは2つに1つ
の選択の積み重ねだと思います。

 消しゴムは違いますが、それらをいかに選択して来たか、あるいは選択して行
くか、それがその人の人生を形作り、その人だけの人生としています。


 よく「となりの花は赤い」ということわざがあるように、人は自分のものでな
いものの方がより良いものに見えてしまうことがあります。2つに1つを選択し
た後で、もうひとつの選択の方がより良かったのではないか? と後悔しないよう
にするためにも、「自分が選んだ道に確信をもつこと」が必要だと思います。

 答えを探すために一番効果的なのは、「自分の周囲にいる人生の先輩の言葉に
大いに耳を傾けて、その上で自分の考えを磨くことだ」と私は思っています。イ
ンターンや就職など、実際にその道を歩まれた先輩の知恵に学ぶ、自分で体験し
てみることは有意義です。


 ジョイブという会社も、様々な形でもっともっとお役に立てれば良いなと思い
ます。人とお引き合わせすることも、チャンスをみなさんにご提供することでも。


 まだまだ力不足過ぎますが、全力でがんばってゆきます。
だからみなさんも、『確信を持って』新しい次の道へと進んでいってください。


 『決断する時』から常に逃げることなく。

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